6月
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日本サッカーについて考えるその二


名探偵コナンの映画に数名のサッカー選手が出演しており、浮気調査で神戸にいる親戚とも話した結果、その理由が日本サッカーの発展に繋げるためと前回説明しました。今回はその続きです。
 日本サッカーはヨーロッパの主要チームになることは、資金力の面から判断して厳しいのです。だったらどうすべきなのか。そのヒントは東アジア、東南アジアにあります。この地域には、人口が約15億人ほどおり、世界的にみて非常に大きな市場です。また、賃金も非常に安く、ビジネスにおいても注目を集めています。この地域はサッカーではまだ発展途上国なので、ここに目を向けるのが日本サッカーの狙いです。この地域の若くて優秀な選手を安価で獲得し、日本のJリーグで育て、ヨーロッパの主要チームに輸出する。こうすることで、日本はアジア圏とヨーロッパを結ぶパイプになれるのです。ヨーロッパへ移籍させる際は、必ず移籍金を発生させるようにし、大金を手に入れることで、新たな選手を獲得し、育成に繋げます。これが、今後の日本サッカーの目指すべき事なのです。そのために、ひとつ改善したい問題があります。Jリーグのシーズンです。今は春秋制(3月~12月)ですが、ヨーロッパは秋春制(9月~6月)なのです。これがどう問題になっているかと言うと、移籍のタイミングが違うことで移籍させたいけどできないといった問題が発生しています。日本の場合、オフシーズンと夏場に移籍があるわけですが、ヨーロッパと間逆です。時期は一緒ですが、例えば、日本にいる選手が夏場に移籍したとすると、日本ではシーズンの半分が過ぎたところですが、ヨーロッパではこれからシーズンが開幕するところです。つまり、この選手はオフシーズンなしで、1年半も試合をこなさなければなりません。これはいくら良い選手でも、コンディションに不安を抱えてしまいます。

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