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介護とカウンセリングマインド
介護という仕事も、知識やスキルを身につけるだけでは良い仕事は出来ないだろうと
感じています。
それは、当たり前のことですが介護の対象が人だからです。
介護という仕事でも大切だと感じているのが、どのような意識を持って仕事をしている
のかということで、その意識が介護者と要介護者の人間関係に表れてくると思うの
です。
介護者としてどういう意識を持つかというヒントになると感じているのがカウンセラー
が持っているカウンセリングマインドです。
特に来談者中心療法の考え方は共感できるものが多いです。
カウンセリングが、クライエントの世界観、意識を重視するのと同じように介護の場合
でも、要介護者の求めることを良く理解して関わっていくことが大切なのだと思います。
その上で、どのような方向性を見据えてサポートすればご本人の自立に繋がるのか
ということを考え導いていくのがプロなのだと思います。
大阪のカウンセリングの事務所のサイトにも、カウンセリングの時のカウンセラーが
クライエントの良くなるイメージを持っていないと、その人は良くならないというような
ことが書いてありましたが、これは介護にも言えることだと思うのです。
目の前の人の改善する体の機能などを考慮し、それをもとに自立を促すこととその
過程で要介護者のニーズを満たしていく介護が理想的だと思います。
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歯科医師の独り言
歯科医院での治療というものに対する恐怖を感じない人はいません。ですが、そんな恐怖を少しでも取り除くことはできます。そのために必要なのは人前で話すというテクニックなのだということを、同業の歯科医師から聞いて、私はとても納得しました。歯科医師ばかりの集まるような学会という場所において、人前で話すテクニックではありません。患者さんという人の前で話すテクニックです。歯の治療には、どうしても、あの恐怖をあおる金属音がつきものだといえます。しかも治療する場所というのは、口の中の見えないところです。けれどもそれは顔の一部ですから、顔に近い位置で見えないというのは、どうしても怖さが増すところなのです。ですが、治療についての説明を伝えば恐怖を軽減することはできるのです。たとえば、これぐらい大きな音がして怖いと思われるかもしれませんが、これはほんの歯の表面を軽くなでるように削る程度ですから、音は大げさですが、痛みを感じることはほとんどありません。といった一言を加えるだけで、患者さんの気持ちは安らぐものなのです。ですが、学会とは違いますから、専門用語は使わずにできるだけ患者さん視点にたった言葉を選んだり、恐怖を覚える感覚を想像しながら伝える必要があるのです。そうでなければ、たとえば、専門用語だけで治療内容を説明すると、余計に分からない言葉に恐怖を感じて逆効果となってしまうことになります。人前で話すテクニックとして、特に相手の立場や考えや感覚や視点にたつことに重点を置いた方法を学ぶことが、患者さんたちに安心感を与え、ひいては病院としての評判をよぶことにもつながるのです。
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カルチャースクールの大人気講座
私は、もう10年以上も、あるカルチャースクールの企画や運営の仕事に携わっています。時流や流行といったものによって、講座内容もどんどん変わってきました。受講者の求める講座というものも、講師の方々が教えたいと持ちかけてくださる講座もその年によって傾向がみられるものです。最近の傾向としては、やはり話し方にまつわる講座のニーズの高さが挙げられます。たとえば企業内研修でいうなら、プレゼンテーション研修というものがあると思いますが、カルチャースクールにおいては、そこまで堅い内容ではなく、もう少し日常生活に役立つような自分プレゼンテーションの講座になります。PTAなどの集まりで話し合うときに、自分の考えをしっかりと話せるようになりたい、趣味のサークルや集まりのメンバーとランチやお茶をするときにもっと会話が楽しめるようになりたい、子どもに対して叱ったり諭したり何かを教えたりするときに分かりやすく伝ええられるようになりたい、といったようなカルチャースクール登録会員の声が多いのです。職場の中でではなく、日々の生活の中ですぐに使えるような方法を身につけるための話し方、プレゼンテーションスキルを身につけたいという要望が高くなってきたといえます。そこで、「日常生活で何気なく役立つ自分プレゼンテーション教室」という講座を開講したところ、申し込み受付をスタートして数日で予定定員を大幅にオーバー。今となっては、講座回数を増やしてもすぐに定員オーバーしてしまうほどの人気講座をなりました。
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IELTS WRITINGの試験対策勉強のポイント その2とは?
IELTS試験対策で大切なポイントには2点あることをお伝えしましたように、まずは、学習継続するためにメンタル面での準備がポイントになってまいります。ここで復習しておきたいと思います。さて、IELTS対策の試験勉強では、何よりも、IELTS試験の目標スコアを獲得することによってし、志望大学への第一歩を踏み出すきっかけにできます。もちろん、IELTSのスコアを獲得するには、学習テクニックも必須になってきますが、それ以上に求められることは、IELTS目標スコアを達成したあとのビジョンを思い描けているかが大きく左右することなのです。ただし、これらのメンタル面だけでは、学習継続をすることは困難になります。つまり、メンタル面での準備に加えまして、仕組みとしての学習継続がカギを握ります。このふたつが両輪になってきます。日々、一定の学習時間を確保するのはもちろんのこと、継続できる学習の仕組みが欠かせません。やる気を引き出そうとしたり、キープするには意志だけに頼るのは、かえってメンタル面でのい負担が大きくなりがちなためです。強い意志があれば効果的な学習が継続できるかは個人差によるところが大きくなってしまうためです。IELTS WIRITING添削.biz