10月
24

介護とカウンセリングマインド


介護という仕事も、知識やスキルを身につけるだけでは良い仕事は出来ないだろうと
感じています。
それは、当たり前のことですが介護の対象が人だからです。
介護という仕事でも大切だと感じているのが、どのような意識を持って仕事をしている
のかということで、その意識が介護者と要介護者の人間関係に表れてくると思うの
です。

介護者としてどういう意識を持つかというヒントになると感じているのがカウンセラー
が持っているカウンセリングマインドです。
特に来談者中心療法の考え方は共感できるものが多いです。
カウンセリングが、クライエントの世界観、意識を重視するのと同じように介護の場合
でも、要介護者の求めることを良く理解して関わっていくことが大切なのだと思います。

その上で、どのような方向性を見据えてサポートすればご本人の自立に繋がるのか
ということを考え導いていくのがプロなのだと思います。
大阪のカウンセリングの事務所のサイトにも、カウンセリングの時のカウンセラーが
クライエントの良くなるイメージを持っていないと、その人は良くならないというような
ことが書いてありましたが、これは介護にも言えることだと思うのです。
目の前の人の改善する体の機能などを考慮し、それをもとに自立を促すこととその
過程で要介護者のニーズを満たしていく介護が理想的だと思います。

カテゴリー:資格・教育