8月
5

探偵は意外にも身近に利用機会があります


高齢の父は一人暮らしをしていました。
JRの駅で二つしか離れていませんので、時折訪問してそれとなく気晴らしの相手をしています。
半ば自分の家のようなものですから、夜遅く鍵を開けてそっと入って、そのまま布団を敷いて寝るなどしていました。
翌朝、父はびっくりするけれど喜んでくれていました。
そんなある時、鍵が開かない時がありました。
不審に思いつつ、寝ている父を起こすのは可哀そうと考えてそのまま自宅に戻っていました。
ある時は、昼間に訪問したのですけれど、父が玄関に立ちふさがっているのです。
まるで入れないと言う態度でした。
親子でありながら、嫌な気分になりました。
しかし、こちらも事前に行く話をしていなったり、夜昼突然に行くのは父としてはあまり気分よく考えていなかったのかな、と父の気持ちも理解するように努めていました。
ある時、父を良く知る人から突然電話が掛ってきました。
父のことで、お話をしたいことがあるので会って下さいとのことでした。
あった時の話の相手は、父が付き合っている女性がいて、その女性と結婚をすると言っているけれど、子供さんとして了解出来ますかとの話なのです。
さらに、その女性には種々の疑問点があり、結婚をするということは財産狙いと思える節があると言うのです。
元々二人が知り合ったのは、その電話をくれた人が紹介したのだけれど、それは高齢者の励みとしてのお友達として紹介したと言うのです。
女性の住所、今は独身であるけれど過去には結婚して別れたこともあるし、一人息子がいるけれど別居している等の話を教えてくれました。
戸惑いを覚えましたけれど、何はともあれその女性の詳細を知ることが先決と考えて探偵を熊本で依頼することにしました。
現在はどのような日課で行動しているのか?
子供さんとの関係はどのようになっているのか?
一軒家に住んでいるけれどその土地、家屋の所有権とか担保などを調査することを依頼しました。
調査結果、問題点がいくつも浮上して、それを基に父とその女性と自分の3人で話し合いをしました。
結婚しても女性の身体の状況から父の世話は無理と結婚に賛成できない意見も述べました

カテゴリー:生活・環境